Live2Dとは?
Live2D(ライブツーディー)は2Dイラストを立体的に動かすための技術やソフトウェアのことです。特にVTuberやゲームキャラクター、アプリ内キャラなどで広く使われています。
事前にパーツ分けをしたイラストをLive2Dに読み込んで動作設定や物理演算を設定を行うことでVtube Studio等のトラッキングソフトでスムーズに動かすことができます。
Live2Dを使う際のPCの推奨スペック
Live2DはPCで利用できるソフトウェアです。使用時にはPCのメモリをかなり使用するため最低でも8GB以上のメモリを搭載している必要があります。
また、メモリの空きを確保するために他のブラウザやアプリケーションは閉じておきましょう。
※自分は4GBのPCでLive2Dを使っていたら画面がフリーズして保存前のデータがきえてしまうことが度々ありました…。なので必ず8GB以上のPCで利用することを推奨します。8GBあればよほどのことがない限りサクサク作業できます。
公式サイト:Live2D Cubism Editor 動作環境

自分のPCのメモリが低いけど買い替えたくない場合、Live2D作業をプロに任せるのもありです。
PRO版とFREE版どっちがいい?
FREE版は無料で利用できますがPRO版と比べると機能に制限があるため本格的にVtuberモデリングをするならPRO版がおすすめです。
ちなみにPRO版は42日間の無料トライアル期間があるため最初はお金をかけずに利用できます。
Live2Dモデル作成の流れ
1.Vtuber用のパーツ分けした立ち絵イラストを作る
クリップスタジオなどのイラストソフトでパーツ分けした立ち絵イラストを作成します。Vtuber用の立ち絵は普通の1枚絵のイラストを作成するのとはやり方が異なるので以下の動画を参考にしてみて下さい。
2.PSDファイルを読み込む
立ち絵イラストが完成したら次はLive2Dに読み込んで作業を行っていきます。
Live2Dをダウンロードすると2種類のアイコンが出ますが編集の際には以下の「Live2D Cubism Editor」アイコンをクリックして起動します。
※「Live2D Cubism Viewer」は作成したLive2Dモデルの動きを確認する際に使うので現時点では使う必要はありません。

起動すると以下の画面になります。

画面内に事前に作成したパーツ分けしたPSDファイルをドラッグ&ドロップすると読み込まれます。

PSD形式のファイルでないと読み込みできないのでクリップスタジオで作成した方はPSDに変換して出力しましょう。

読み込みを完了させると次に編集時のモデル画像の解像度を選択します。画像のサイズが大きいほど解像度は高くなりますがその分PCへの負担が増えます。
基本的に「推奨」の表記がある解像度の読み込みで問題ありませんが、推奨サイズで読み込んで動作が重い場合には再度読み込みを行ってサイズを下げたうえで作業するのがいいでしょう。

3.モデリングを行っていく
実際のモデリングのやり方については動画で学ぶのがおすすめです。
Live2Dの運営側が後悔している初心者向けのモデリングのやり方動画になります。動画の概要欄から使用しているモデル素材を無料でダウンローでできるため実際に手を動かしながら学べます。
4.完成したモデルをトラッキングソフトで動かす
Live2Dでのモデリング設定が完了したら次は実際にキャラクターを自分の顔の動きに合わせて動かしてみましょう。
トラッキングソフトはVtube Studioが一番有名なためこちらを使用するのを推奨します。
本格的に学びたいならLive2D JUKUがおすすめ

Live2Dの技術を本格的に学びたい方はLive2Dの運営側が提供している「Live2D JUKU」というオンライン講座で学習するのもおすすめです。
月額税込990円でレベルの高いノウハウを学ぶことができるためコスパがいいのが特徴。ゆくゆくはLive2Dのモデラーとして仕事を受注できるレベルまで技術を高められます。
作るのが難しい場合には依頼するのもおすすめ
パーツ分けイラストの作成やLive2Dの作業が難しいと感じた時には依頼するのもありです。
最近ではココナラでVtuberの立ち絵イラストやLive2Dのモデリングを行ってくれる方が増えているため数万円から依頼することができます。
Live2Dに関するQ&A
- QスマホでLive2Dのソフトを使用できますか?
- A
Live2DはwindowsとmacのPCのみに対応しているためスマホでは使用できません。
まとめ
Live2Dモデルの作り方について解説してきました。Live2Dは最初の内は使い方に慣れず難しく感じる子尾tも多いと思いますが動画で繰り返し学習することで着実に理解できるようになります。
また、ある程度Live2Dを使ってみて難しいと感じた場合にはプロの方にモデリングを依頼するのもおすすめです。依頼する際に人気のサイトは以下のページで紹介しています。