「Vtuberをやってみたいけどなり方が分からない..」
「Vtuberの始め方が分からない..」
そんな方のためにこちらのページではVtuberになる方法を詳しく解説しています。前半部分ではyoutubeで活動したい方向けの内容、後半部分ではライブ配信アプリで活動したい方向けの内容を紹介しています。
youtube上でVtuberとして活動するか、配信アプリ内でライバーとして活動するか決めておきましょう。
Vtuberのなり方・やり方一覧
Vtuberになるためにはモデルが必要になります。ここではモデルの作成を依頼する方法や作成済のモデルを購入する方法を紹介しています。
1.nizimaで格安の汎用Vtuberモデルを購入する
nizimaはVtuberモデルの販売を行っているプラットフォームです。様々なクリエイターが制作したモデルが販売されているため自分好みのモデルを購入することができます。
一体限定のモデルの場合最低でも数万円はしますが、限定でない汎用モデルの場合は1万円以内で購入できるものが多いです。また汎用モデルは髪色などをキーボード操作で切り替えられるカスタマイズタイプのものをおすすめします。
A.汎用ちくわちゃん
nizimaで販売ランキング上位に入る「汎用ちくわちゃん」。髪色・瞳の色・髪の長さ・シャツの色などを変更することができるため自分好みにカスタマイズしやすいのが特徴です。価格は3,000円と非常に格安のため、初めてモデルを購入する方に最適です。
B.【汎用カスタムモデル】着せ替え男子【背景付き】
こちらは男性向けの汎用モデルです。髪色は6種類の中から選ぶことができ、メガネ・マスク・ピアスなどのオプション設定も可能です。背景素材も付属しているため雑談を行う際に活用できます。
2.ココナラでVtuber制作を依頼する
ココナラではVtuber制作のサービスを提供をされている方が数百人以上もいるため、自分の好きな絵柄の方に制作を依頼することができます。
また、イラスト制作とモデリング(Live2D)をセットで行っている方の割合が高いため一括で制作をお願いしたい人には最適です。
※SNS経由での制作の依頼はお金を払ったのに納品されなかったというケースが多々ありますがココナラは運営がしっかりしているのでそういったトラブルもありません。
ココナラに会員登録する際に以下の招待コード(7S8VV)を入力すると1,000円分のクーポンがもらえます。
▼招待コード(「Copy」をタップすると招待コードをコピーできます。)
7S8VV
3.Twitterの「#魂募集」タグでVtuberモデルを探す
「魂募集」とはLive2Dでの動作設定済みのVtuberキャラクターに対して利用してくれる方を募集する行為を指します。主にツイッター上で「#魂募集」というタグをつけて募集されている方が多いです。
有料のモデルがほとんどですがすでに動作設定まで完了しているということもあり、購入するとすぐに配信活動を行うことができるというメリットがあります。
4.ツイッターの絵師とモデラーの方に依頼
人気の絵師にVtuberのキャラデザをしてもらいたいなら本人のツイッターアカウントに制作依頼のDMを送りましょう。ただし、人気の絵師はスケジュールが来年まで埋まっていることが多いため着手可能な時期についてもきちんと確認しましょう。
また、イラストを作成してもらった後にはそれに動きを実装するためにLive2D専門のモデラーの方に依頼する必要があります。モデラーの方もツイッターに多くいるためここから依頼することができます。
5.boothの無料Vtuberモデルをダウンロード
コンテンツ販売サイトのboothでは無料のVtuberモデルを配布されている方がいるためそれをダウンロードして配信活動をするのもおすすめです。以下のページでおすすめの無料モデルを紹介しています。
Vtuberの作り方の工程
ここからはクリエイターの方にVtuberの制作依頼をする際の流れについて解説します。
ココナラやツイッターの絵師・モデラーの方に依頼を検討している方はぜひ参考にしてください。
1-1.キャラデザ
まずはキャラクターのデザインを絵師の方に作成してもらう必要があります。絵師の方に見積依頼をして金額が問題なければ予めこちらの方で作成したキャラデザの設定を送り、それをもとにデザインを行ってもらいます。
キャラデザはココナラで依頼するのがおすすめです
1-2.表情差分の作成
Vtuberの配信で急に眼がキラキラしたり・顔が青ざめたりと表情がガラリと変化するのを見たことはありませんか?
これらはあらかじめ切り替え用の表情をイラストで作成してもらっていてそれを特定のキーを押すことで切り替えられるように設定しているのです。
一般的に切り替え用の表情は「表情差分」と呼ばれますが必要な場合にはイラストレーターの方にどういった表情差分を作ってほしいかを伝えておきましょう。
表情差分はあくまでオプション設定のため、必要な場合にはその分費用がかかりますが依頼するといいでしょう。
2.パーツ分けイラストの作成
キャラデザが完成したらそのデザインを元に各部位をパーツ分けしたイラストを作成してもらいます。以下は私が作成したパーツ分けした立ち絵イラストです。
※イラストは必ず「正面」を向いた状態で作成してもらいましょう。斜めを向いた状態では後のモデリングの工程で設定が大変になってしまいます。
パーツ分けは細かく行うほどにもモデラーの方に細かい動きを設定してもらうことができますが、絵師とモデラーの方どちらも手間が増えるため依頼費用が高くなる傾向にあります。
自身の予算でどの程度までやってもらえるのかを把握しておくことが大切です。
3.Live2Dで動作設定を行ってもらう
パーツ分けしてもらったイラストを元にモデラーの方にLive2Dで動作設定を行ってもらいましょう。以下の動画は私が設定したモデリングです。
▼まばたきすると目のハイライトが揺れるように設定することも可能です。(タップすると再生します)
Live2Dに関する本や動画を見て勉強したうえで自分でモデリングを行うこともできますが相当時間がかかるため基本的には依頼した方がいいです。
ちなみに自分でモデリングする際の注意点としてはLive2DはPCのメモリを非常に消費するためメモリが最低でも8GBはないと動作が遅くなったりフリーズが多発します。
(作業中はLive2D以外のアプリケーションは終了させておいた方がメモリに余裕が生まれます)
私の場合、メモリ4GBのPCで作業しているとすぐにフリーズしてしまうため8GBのPCに切り替えたところサクサク作業できるようになりました。
4.フェイストラッキングソフトで動作確認
Live2Dで動作の設定が完了したら次はフェイストラッキングソフトで動作の確認を行います。
Vtuberの多く方が利用しているソフトがVTube Studio、Animaze(アニメイズ)になります。
※Vtube StudioとAnimazeではVtubeStusioの方が利用者が多いようです。実際使ってみるとVTubeStudioの方が便利なので間違いないです。
動作確認を行ってみて明らかにおかしな動きをする場合にはクリエイターの方に修正対応をしてもらいましょう。
Vtube Studioのダウンロード方法とモデルを読み込む流れについては以下のページで解説しています。
5.ロゴを作成する
配信活動を行う前には自身の名前のロゴを作成するのが一般的です。ロゴはadobeのillustratorを使って作成した方がクオリティが高いものができますが未経験の人にとっては使いこなすのは難しいためプロに任せるのがおすすめです。
ココナラならVtuber専用のロゴ作成を行っている方が多くいるためここで依頼するのがいいでしょう。
ロゴを作成した方が印象が良くなるため登録者数アップにつながりますよ。
6.配信用の背景画像を用意する
Vtuberの配信活動に欠かせない背景画像。雑談時の部屋の背景画像やゲーム実況中の背景画像など用途の応じた背景画像を用意しておくことでオリジナリティを出すことができます。
背景画像はフリーの素材を配布しているサイトがあるためそちらで用意するか、ココナラで背景画像専門のクリエイターさんに作成してもらうのもいいでしょう。
Vtuber制作に関するQ&A
キャラデザの参考になるサイトを教えてほしい
絵師の方にキャラデザの依頼をする際には参考となる画像があった方がニュアンスが伝わりやすくなります。その際に役立つのは「Vtuberデータベース」というVtuberの一覧を掲載しているサイトです。
性別で検索したりキーワードで検索したりできるので自分が探したいデザインを調べることができます。
Vtuber制作するにあたってどの程度費用が必要か?
こちらでココナラでVtuber制作を行っている方の価格帯を調べたところイラスト制作とモデリング込みで10~15万円程で対応している方が多い傾向にありました。また、クオリティの高いものになると20万円以上になる場合もあります。
絵を依頼する際の解像度(dpi)は何がいいか?
イラストを作成する際にはdpiという紙に印刷した際の1平方センチメートル当たりに描画される解像度を指定する必要があります。基本的に72dpiと350dpiで選択しますが、グッズ販売をしない場合には72dpi、販売する場合には350dpiで依頼しましょう。
注意点として350dpiで制作すると画素数が多いためファイルのサイズが重くなり、ライブ配信をする際にPCに負担をかけてしまうことがあります。
web上で72dpiと350dpiの見た目上の変化はありません。あくまで印刷した際に違いがあるだけです。
グッズ販売時に著作権はどうなる?
Vtuber制作を行っている絵師の方はイラスト費用とは別に「著作権譲渡」をオプションサービスとして提供されているケースが多々あります。
ただ、Vtuberとして配信を始めてもいない段階ではそもそもグッズ販売を本当にやるのか決まっていない方も多いため、後から著作権譲渡も可能な絵師さんも中にはいらっしゃいます。
また、著作権譲渡は数万円以上するのが相場のため予算に余裕がない方の場合には後から利用を検討するのもいいでしょう。
依頼前にイラスト納品後しばらく経過してからも著作権譲渡が可能なのか質問しておくといいでしょう。
配信時に必要な機器・ソフトを準備する
PC
スマホで動画配信をすることもできますがゲーム実況をするのであればPCがあった方が確実にいいです。また、PCのスペックはある程度高い方が配信時に動画が乱れにくいためスペックには気を使いましょう。
マイク
音声は聴き手にとって非常に重要な要素になるためマイク選びはきちんと行った方がいいです。おすすめはUSB接続のコンデンサー型のマイクです。ノイズが入りにくく音質がいいのが特徴です。
WEBカメラ
トラッキングソフトを使う場合にはPCに内蔵されているカメラもしくはwebカメラを購入して顔を認識させる必要があります。機能性が高くお手頃な価格で購入できるものとしてはロジクールがおすすめです。
また、VTube Studio(VTS)の場合にはiphoneのカメラで認識することができます。
スマホのカメラを使った方が動作の反映が早いためおすすめです。
次の項目ではyoutube上ではなくライブ配信アプリで活動したい方向けの内容になります。
無料で2DのVtuberを作れるライブ配信アプリ
無料で2DのVtuberを作ることができるライブ配信アプリを紹介します。
※youtube配信には使えない点に注意してください。
IRIAM~人気急上昇中配信アプリ~
IRIAMは一枚のキャラクターイラストがあれば自動的に動きの設定を行ってくれるため手軽に動くキャラクターを作れる配信アプリです。
収益化も行いやすいため初めて配信を行う方に最適です。
まずは視聴者側としてIRIAMを使ってみるのもありです。配信者にこちらのコメントを拾ってもらいやすいので楽しいですよ。
IRIAMはこちらでイラストを用意する必要がありますが、その際にはココナラで依頼するのがおすすめです。ココナラにはIRIAM専用のイラストを制作してくれるクリエイターが多いため自分好みの絵師さんに依頼できます。
REALITY
スマホで簡単にアバターを作って配信ができるREALITY。複数人でのコラボ配信もできるため楽しみやすいのが特徴です。
ミラティブ
顔出しせずにゲーム配信ができるライブ配信アプリとして非常に人気のミラティブです。アバター作成機能もあるため好みのキャラクターを作ることもできます。
まとめ
Vtuberの作り方について詳しく解説してきました。様々な方法での作り方が存在しているためよく検討した上でどのやり方を採用するか決めるといいでしょう。
※Vtuber制作をクリエイターの方に依頼したい方の場合、ココナラを利用するのもおすすめです。